ヒロキヤマモトです。
2020年のここ最近の活動レポートです。
・YouTubeを再スタート。ライブ配信ではなく「動画投稿」という形式に変更する。
YouTubeを2020年8月26日に再スタートしました。現在総動画本数は95本です。
去年、2019年の4月~5月ごろに即興動画を80本アップロードしたときは、ライブ配信のアーカイブで行っていました。
ですが今回は少し方向性を変えて、自分で録画をした中で納得のいくものを投稿する、という方針に変更しました。
どちらにせよ即興演奏で、楽譜も何も見ていないので、やっている事としては条件的には同じです。
ですが、決定的に違うことはきちんと1つ1つの演奏ごとにマスタリングを行っている点です。あとは数十テイクの中から1テイク選んでいます。
おそらくこれが利いたのか、去年よりも聴いて下さる方が増えています。
今だと50再生程度されて5いいね程度もらえている状況です。
YouTubeでは即興でのピアノ演奏をしています。
ちなみに、これをInstagramにも投稿したところ、0からフォロワーさんが60人に増えました。動画の再生数と比例していないので、Instagramのシステムなのかな、という懐疑的な部分はありますが。
ただ、いずれにせよInstagramは「いいね」が来やすいようになっているのか、とにかくリアクションが来ます。海外で似たようにピアノ演奏動画を発信している作曲家/アーティストの方が多いですね。
そのような方の投稿を逆にこちらも見たりして、音楽を楽しむことも多いです。
YouTubeを始めたことが今年一番大きく変わったことかもしれません。
即興演奏動画というジャンルはかなり特殊だと思うのですが、その意味を理解して聴いて下さる方もいるので、すごく可能性を感じています。
純粋に、自分の表現の場として自由に演奏できるというのが楽しいですね。
さらに、録音データはMIDIで記録しているので、あとから気に入った曲を本格的な楽曲として完成させることも可能です。
また、失敗テイクの中には「曲になりそこねているダイヤの原石」のようなテイクがいくつもあるので、ミステイクの中でもテーマや曲想がうまくいっているMIDIデータはストックしておいています。
作曲を行うテンポが自分の中の生活に良い感じで組み込まれている流れが出来ました。
というのも、世に出す良い1テイクを撮るためには100テイク程度録画することも普通にあるからです。データが溜まります。
調子が良いときは一発録りで終わることもありますけどね。
即興演奏の動画を自分で見返すことで、客観的に自分を分析できるので、そこも気に入っています。面白いです。
・オーディオストックの登録楽曲(BGM)が300点、累計販売数が710点を超えました。
オーディオストックの登録BGMの点数が306点になりました。
2020年はお陰様でオーディオストック楽曲点数300点を超えることが出来ました。BGM270点から300点数に行くまでが僕にとっては非常に大きな壁でした。
売上点数は累計714点です。
購入して下さった方々や関係者の皆様、どうもありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/Ye4JkIOQDz— ヒロキヤマモト / 作曲家 (@hirokiyam) December 30, 2020
効果音・SEを入れないでBGMのみでの登録が300点を突破し、今年の目標が達成できたかな、と思っています。
最近投稿した楽曲
同時並行で放送事業へのBGM制作もしています。
BGMの点数が270点を突破したころから、ある程度やり尽くしたのかな、という感触もあったのですが、冷静に自分の今まで作った楽曲を聴きなおしてみると、全然まだまだ自分のやりたいことはやっていないな、と思うところが多く、むしろまだ何もスタートしていないんじゃないか、とスタート地点に帰ってきた感じです。
冷静に自分の曲を聴き返してみるのは個人的にかなりオススメです。
僕のやりたいことは、なにか1曲でも世に残るような楽曲を残すことなので、そこに到達するための道すじとして、もっと柔軟に試してみることが沢山あるし、楽曲のタイプも無尽蔵にあるな、と感じています。
やはりピアノ楽曲を作るのは楽しいですね。来年はオーケストラ系の楽曲ももっと多く作っていきたいと思っています。
累計販売点数も700点を突破し、本当にありがたい限りです。
購入して下さった皆様、本当にどうもありがとうございます。これに関しては筆舌に尽くし難いほど感謝の念でいっぱいです。
・来年に向けて
来年も精進していきたいと思っています。久石譲さんが、「音楽家だったら音楽で呼吸しなければいけない」と言っていたことの本質的な意味を最近よく考えています。
ということで、簡単な近況レポートでした。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。